【アロマ初心者必見】安全に使用するため保管方法は?注意すべき精油はある?
目次:
【アロマ初心者必見】安全に使用するため保管方法は?注意すべき精油はある?
今日は、アロマテラピーを始めてみたい方や初心者の方、アロマテラピー検定をお勉強中の方に向けて
AEAJが定義している「精油の保管について」「使い方に注意が必要な精油」について、お話していきますね。
前回は、「精油を安全に使用するための心得」や「注意すべき対象者」についてご紹介しました!
こちらも合わせて、ぜひご参考下さい。
アロマテラピーって、ただの「香り」だと思われがちですが、
植物から頂いた、その良い香りの成分は私たちの心と身体、全体的に働きかけ、美容にも健康にも素晴らしい効果をもたらしてくれるものなのです。
実際、アロマテラピーを取り入れることでリラックス、リフレッシュできるので、ストレスの多い現代の私たちの強い味方となってくれますよ。
やっぱり、自分で体験して、良さを実感してもらうのが一番だと思います。
もうとり入れてますよ~という人も、初心者でまだ、使い方はお部屋で香らせるだけです。という方もいらっしゃると思います。
どんなとり入れ方でも、オッケーです!
ただ、私たちセルフケアアドバイザーとしては、アロマテラピーの良さを実感し、楽しんで頂くために、「安全にアロマテラピーを使用するための心得」を知っておくことが重要だと思っています!
気を付ける点など理解すると、アロマテラピーの使用の幅が広がってきますよ。
一緒に勉強して、ぜひ、自分の心と身体のセルフケアに日常的に取りいれて欲しいと思います!
精油の保管について
精油は製造された時から成分の変化が始まっているんです。
成分が変化すると、効能に変化が生じてしまう可能性があるので、安全に使用するうえでは、保管方法は大切なポイントです。
どういった点に注意して保管すればいいのか?
保管する上で、注意するポイントとしては、
「空気(酸素)・紫外線・温度・湿度」に注意が必要です。
それぞれの精油によって、成分変化の起こりやすさなどは違いますが、精油成分が空気(酸素)に触れると、酸化が起こり、紫外線や高温状態でも成分に変化が起こりやすいのです。
また、加水分解と言って、空気中の水分と反応して、成分変化が起こることもあります。
精油を保管する容器にも工夫がいりそうですね。
精油は遮光性のガラス容器で保管するのが好ましいです。
精油を購入する際には、既に茶色や青色の遮光瓶に入っていることがほとんどですけどね。
なので、精油を移し替えたり、精油を用いた化粧水やクリームなどを作る際に、特に気を付けましょう!
あと、意外と知られていませんが、遮光性っぽい容器でも、プラスチックだと、精油を入れることのできないものもあります。
だいたい、専門店で売っているものは対応していますが、100均などで購入する場合は注意が必要ですね。
あとは、空気に触れる、湿気を防ぐため、キャップはしっかり締めてビンを立てて保管しましょうね。
結構、ゆるく締めて置いておいてしまうことあるんですよね。
精油の保管場所
直射日光と湿度を避け、冷暗所に保管しましょう。
日がよく当たる窓際に飾っていたり、夏場や湿気の多い時期の保管場所には注意しておくといいですね。
たくさん持っている人は専用のボックスなんかもあったりしますよ。
精油の保存期間はどのくらいですか?
これはよく聞かれる点ですね。
精油の保存期間は目安として、開封後1 年以内とされています。
特に、柑橘系の精油などは、ほかの精油と比較して成分変化が起こりやすいといわれているので、使用時は必ず香りを確認してください。
1年以上経ってしまった精油はどうすればいいですか?
1年以上経った精油を用いて、希釈して肌などに使用する方法などはあまりオススメできません。
ただ、捨ててしまうということではなく、ディフューザーなどで、お部屋に香らせたり、お部屋の消臭スプレーを作ってみたり、お掃除用に用いたりすることはオススメです。
ただ、これは自己責任の範囲で行ってくださいね。
植物の恵みを頂いたのであれば、最低限、感謝を持って、最後まで使用したいですね。
どうしても、使うのが難しいと判断した場合、どのように廃棄すればいいでしょう?
廃棄の仕方はお住まいの自治区で違いますので、お問合せして頂くのが、確実ではあります。
ただ、精油はティッシュやキッチンペーパーにしみ込ませて、燃えるゴミに捨てるのが一般的かと思います。
間違っても、原液をそのまま排水溝に流してしまわないようにするというのも注意したいですね。
あと、廃棄する際も、精油の引火性や肌に原液が付かないよう注意しましょう。
注意すべき精油について
精油は植物から抽出した天然のものであり、私たちにとって有益な、良い作用がたくさんありますが、精油によっては、危険な性質をもつものがありますので、十分な知識をもった上で扱うようにしましょう。
「光毒性」
まず、注意して頂きたいのが「光毒性」という性質を持っている精油に対する注意です。
精油成分の一部には、日光などの強い紫外線に反応することによって、皮膚に炎症を起こすなどの毒性を示すものがあり、これを光毒性と呼びます。
光毒性をもつ可能性のある精油を日中に使用する場合は注意が必要ですよ。
光毒性を持つ精油はどんな精油ですか?
光毒性は柑橘系精油に含まれていることが多く、初心者の方やアロマテラピーの検定の範囲で簡単に例を挙げると、
グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなどです。
柑橘系精油は好きな方も多いですし、お子さんにも人気がある香りなので、注意が必要ですね。
「皮膚刺激」
それでは次に注意して頂きたいのが、「皮膚刺激」がある精油に対する注意です。
精油成分の一部には、皮膚表面から精油成分が浸透した時点で、皮膚組織や末梢血管を直接刺激し、炎症、紅斑、かゆみなどの反応を起こすものがあり、これを皮膚刺激と呼んでいます。
ただ、注意が必要なだけで、使用量を少なめにすることや、自分の体調、肌の状態などを考慮して使うことが出来れば、問題はないので、怖がらなくても大丈夫ですよ。
皮膚刺激を持つ精油はどんな精油ですか?
アロマテラピーの検定の範囲で皮膚刺激に特に注意が必要な精油の例を挙げると、
イランイラン、ジャスミン、ティートリー、ブラックペッパー、ペパーミント、メリッサ、ユーカリなどです。
しっかり覚えておきたいですね。
あと、妊娠中の方で、芳香浴法以外のアロマ精油の使い方をしたい方は、専門家の意見を聞いてから行うようにしてくださいね。
アロマを安全に使用するための心得、2回に渡ってお届けしましたが、おわかりになりましたでしょうか?
正しい知識を身に着けて一緒に安全にアロマテラピーを楽しみましょう。
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