【初めてのアビヤンガ】必要なもの・量・やり方・いつ行うのか・注意事項
目次:
【初めてのアビヤンガ】必要なもの・量・やり方・いつ行うのか・注意事項
皆さん、オイルマッサージをお家でやってみたい!と思ったことはありませんか?
きっとありますよね?
私たちもセルフケアとして、何度もオススメしているアビヤンガ(オイルマッサージ)ですが、
「何がいるの?量はどのくらい?」
「いつ行うのが良い?」
「ふき取るの?やり方は?」
「注意事項はある?」
などなど、初めてだと不安があったりして、なかなか始められない人もいらっしゃいますよね。
せっかくやってみようと思ったのに、やめてしまうのはもったいない!
出来ればアビヤンガ(オイルマッサージ)してみて良さを知ってもらいたいのです!
アビヤンガとは?
アビヤンガはアーユルヴェーダの代表的なトリートメントで「オイルを塗布する」ことを意味しています。
太白ごま油(セサミオイル)ベースの薬草オイル(※セルフケアの場合は太白ごま油だけでOK)をたっぷりと身体にすり込んでいきます。
最後に身体を温め、オイルの浸透を促し、アーマ(体内毒素)を出すのを促す工程も大事になります。
アーユルヴェーダの古典書にもアビヤンガを毎日行うことが推奨されています。
「アビヤンガの素晴らしい効果」については前回ブログで書いていますので、こちらをご覧ください。
必要なものはある?
準備物
・オイル(太白ごま油)
・タオルまたはバスタオル1枚
くらいです!
ただ、行う場所でも必要なもの変わってきますので、随時話しますが、基本はこれくらいです。
太白ごま油とは…焙煎されていない、匂いのない透明のごま油のことで、スーパーなどでも手に入りますよ。
オイルの量は?
基準として、全身を行うのに、成人女性で30mlほど。
分からない場合は、少しの量から出して、足していきましょう。
タオルはオイルマッサージ専用のタオルにした方が良いので、古くなってきたものなどでも構いません。
薄い生地のものがお勧めです。
オイルの使い方
- オイルを火にかけるか湯煎などして温める。または、手で温めてから塗布する。
- 頭部から始めて耳に塗り、全身にオイルを塗っていく。時間がない時全身を行えない時は、3点マッサージでもOK。3点(足裏、頭、耳)だけでも行うと効果が得られる。とされています。
初めての方に嬉しいポイントとして…「オイルを塗るだけでも良い」ということ!
塗るだけでは物足りない人は、身体の声を聴きながら、自分が気持ちが良いようにほぐしてあげて下さいね。
やり方はこれだけなんです!
いつ行うのが良いか?
朝早く起きて…と言いたいところですが、現代生活で朝は忙しい方が多いので、夜ゆっくりしてから、お風呂の時やお風呂から上がってから、寝る前などでも良いですね。
ご自身の生活リズムに合った時間で構いませんよ。
お風呂の時に行う場合
お風呂で身体を洗ったら、軽く水気を拭いてオイルマッサージをしましょう。
終わったら、温めて欲しいので、そのままお風呂に浸かって温まっても良いですね。
この場合のメリットとしては、オイルが洋服などにつかないこと。
デメリットを上げるとしたら、お風呂場にオイルが残る可能性があるので、掃除をしっかりしましょうね。
また、あまりにオイルぎとぎとで湯船に浸かった場合、追い炊き機能などで湯を循環させると、オイルも循環し、掃除が大変になる可能性があるので、オイルを湯船に持ち込む時は循環させる機能はオフにしておいた方がいいかもしれません。
また、湯船には浸からないよ。という方はシャワーでも構いません。
効果をしっかり得て欲しいので、アビヤンガ後、足湯をしながらタオルにくるまる。など身体が冷えることのないようにはして欲しいです。
お風呂から上がってきてから行う場合
床にバスタオルをひき、その上でオイルマッサージを行いましょう。
終わったら、もう一枚バスタオルを用意してくるまるか、オイルがついても大丈夫な下着、寝間着を着て、温かくしましょう。
オイルが気になる場合はキッチンペーパーや温めたフェイスタオルなどで軽く拭き取ってからにしましょう。
夜寝る前の場合
この場合は全身というより、3点マッサージが良いかもしれませんね。
オイルが付かないようにタオルを引いて行い、終わったら、しっかりと布団を被り、身体を温めて下さいね。
この2つの場合のメリットとしては、オイルを洗い流さないので、保湿効果が高い状態であることですね。
デメリットを上げるとしたら、タオルや洋服にオイルがついてしまう可能性があることですかね。
オイルマッサージ専用にして、しっかり洗えば問題ないですよ。
ただ、オイルは通常の洗濯では落ちにくいのはたしかなので、使い終わったらお湯と過炭酸ナトリウムにつけておいてから洗濯すると、落ちやすいのでオススメです。
どの場面でも最後はしっかりと身体を温めることを意識して下さいね。
<注意事項>
体質によってオイルに対してアレルギーを起こすことがあります。
肌の弱い方は特にパッチテストをしてからご使用下さい。
※パッチテスト➡前腕の内側にオイルを塗って24~48時間様子を見る。赤くなったり、かゆくなった場合使用を中止し直ぐに流水で洗い流してください。
次のような場合アビヤンガはしないようにしましょう。
・食事直後。
・初期の発熱時、風邪、嘔吐、下痢の時。
・他者に感染する恐れのある感染症や皮膚疾患にかかっている。
・生理期間中(特に1~3日目。出血が続いている間。)
・栄養過多が原因の重篤な疾患にかかっている。
・飲酒時。
・妊娠5ヶ月未満の方。(主治医に要相談。)
最後に
少し手間を感じるかもしれませんが、この手間が気にならないくらいの効果を実感していけると思います!
アビヤンガを続けることで、
心と身体のケアをしながら自分と向き合い、本来の自分に近づくことが出来ます。
心も身体もバランスが整い、自分らしさを取り戻したあなたは「自分を愛し、周りからも愛される存在になる」こと間違いなしです!
ぜひ、アビヤンガを生活に取り入れて下さいね。
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