【アーユルヴェーダに学ぶ】2,3月の過ごし方
目次:
2,3月の過ごし方が大切
実は、2,3月の過ごし方で春先の不調(花粉症や鼻炎、だるさ、憂鬱感、むくみなど)の出方が変わってくるんですよ!
いつも春になると、花粉症や倦怠感などひどい方は特に、今から出来る対策取り入れて、春も快適に過ごす準備していきましょう。
アーユルヴェーダが教えてくれること
インドより伝わり5000年の歴史のある伝統医学アーユルヴェーダでは、
季節ごとに乱れやすいエネルギーがあり、その乱れが不調を引き起こす原因とされています。
そのエネルギーのバランスを整えるために、季節に合わせた食事や生活をすることをアーユルヴェーダでは勧めており、その智慧を教えてくれているんです。
季節に合わせた食事や生活と言っても、そんなに難しいことではないんですよ。
ポイントとしては、まず
●自分の体質を知る
●季節を感じ、旬のものを取り入れる。
●自分の心と身体の声をよく聴く。
を心掛けるだけです!
●自分の体質を知る
【自分の体質を知る】は、アーユルヴェーダの体質チェックで行えますよ。
体質チェックの動画を以前あげていますのでよろしければご覧ください。
それでは、話を戻して、晩冬から春先も元気で快適にいられるように、アーユルヴェーダ的観点からお勧めの過ごし方をお話していきますね。
以前、初冬12月1月は冷えや乾燥などの性質を持っているヴァータ(風のエネルギー)が乱れやすいというお話をしました。
ヴァータ(風のエネルギー)には乾いた・冷たい、軽い・動きやすい・速い・不規則性など性質があります。
不規則な生活、バタバタと忙しい生活、身体が冷えるもの、乾燥した食べ物を摂るなどの生活をしていると、体内のヴァータ(風のエネルギー)は増えます。
増えた結果、バランスが乱れ、出てくる症状としては不安や焦り、髪や肌の乾燥、便秘、冷え、疲労感、頭痛や肩こりなどの痛みなどがあります。
詳しくは、初冬の過ごし方も概要欄にリンク張っておきますので、ぜひご参考下さいね。
そして、2月、3月も引き続きヴァータ(風のエネルギー)が乱れやすい時期なのですが、春に近づくとそこにプラスして、カパ(水のエネルギー)が増えていくとされています。
増えたカパ(水のエネルギー)は寒い間は蓄積され固まったような状態ですが、春の暖かさで溶け出し、一気に症状が溢れ出てくるのです。
なので、2,3月はヴァータ(風のエネルギー)を引き続き、整えながら、カパ(水のエネルギー)を蓄積しないように気を付けて過ごすということがポイントになってきますね!
カパ(水のエネルギー)には、重い・冷たい・遅い・ねばりっこい・しっとり・停滞するなどの性質があります。
食べ過ぎる、ゴロゴロと運動せず過ごす、身体を冷やす、寝過ぎるなどをしていると、体内のカパ(水のエネルギー)が増えます。
増えた結果、バランスが乱れ、出てくる症状としては、憂鬱感、心身の重だるさ、冷え、肥満、鼻炎、むくみなどがあります。
どちらの性質にも「冷え」があるので、まず意識する共通のポイントとして、「冷やさない」ことが大事になってきますね。
お勧めの食事・生活法
それを念頭に置いて、ヴァータ(風のエネルギー)を整えながら、カパ(水のエネルギー)を蓄積しないようにするのに、お勧めの食事・生活法です!
食事でも身体を温めるものを積極的に摂り入れて下さい。
・お白湯を日常的に摂り入れる。
・身体を温める食材や温かい出来立ての食事を摂る。
例を挙げると、生姜・ねぎ・にんにく・胡椒・旬のかぼちゃ、かぶ、玉ねぎなどを用いた料理がお勧めです。
・質の軽い食事をする。
初冬は質の重い食事を摂るようにと言っていましたが、特に春先に向けては、カパの蓄積を防ぐために食事の内容には気を付けましょうね。
・腹七、八分にしましょう。
内容もですが、量も重要ですね。腹七、八分にするためには、ゆっくりとよく噛んで味わって食べることがお勧めです。
また、最後をうまみ成分の入った味噌汁などで終わらせると満足感を得られたりしますよ。
また、お勧めの味もあるんですよ。
・特にカパを整えるのにお勧めの味です。
辛味・渋味・苦味 です。
カパを蓄積しない為には、アグニ(消化力)を活性化することも大切です。
スパイスなども活用していきましょう。
ハーブティーならこれ!というものもご紹介しておきますね!それは、ネトルです。
ネトルには鉄分をはじめ、ミネラル・ビタミンを多く含み、血を清める作用が強く、花粉症の症状を抑えてくれる作用があります。
いつも症状が出る時期の2,3カ月前から飲み始めることが一番お勧めです。症状が出てから飲んでも効果はありますよ。
生活法
では、次は生活法です。
①身体を冷やさない生活を心掛ける。
例えば、
➡足湯や湯船に浸かる。
➡足首や首、腰回りなど冷えやすい部分を温める。足首はレッグウォーマー、首はスカーフやマフラー、腰回りは絹の腹巻などで温められますね。
②身体のケアをする。
➡温かいオイルでマッサージをする。
ヴァータの乱れに特におすすめではありますが、日常取り入れることで、身体の老廃物なども流し、溜まりにくくしてくれます。
➡絹手袋でのドライマッサージ「ガルシャナ」
だるさ、むくみなどを既に感じ始めている人、春の不調が出やすい人は特に、絹手袋で全身をマッサージしてあげましょう。
お肌もつやすべになり、良いこといっぱいです。やり方については動画をあげていますので、概要欄にリンクを貼っておきますね。
③出来るだけ、規則正しい生活を送る。
やはり理想は早寝早起きです。
寝すぎるや二度寝はカパが増えて、身体が重だるくなり、すっきりと起き上がれなくなります。
疲労感が強い時は別ですが、無駄に昼寝をすることもカパが増えますよ。注意しましょう。
④身体を適度に動かす。
ヴァータ(風のエネルギー)の性質が強いヴァータタイプさんに特にオススメなのは激しいものよりも、ヨガやウォーキング、ストレッチなどがおすすめです。
ピッタ(火のエネルギー)の性質が強いピッタタイプさんには温水プールでの水泳。ゆったり行える運動が良いですね。
筋トレとかも向いているかもしれないですね。
人と競争をするような運動は熱くなりすぎるところがあるので、控えましょうね。
カパ(水のエネルギー)の性質が強いカパタイプさんにお勧めな運動はゆったりめというよりは、運動量の多いもの、ヨガで言えば、パワーヨガ、他にはウェイトトレーニングなどもオススメです。
まとめ
さて、晩冬のアーユルヴェーダ的過ごし方いかがだったでしょうか?
ぜひ、今回お話した過ごし方を出来るところから実践して、晩冬から春先も元気に過ごしましょう!
YouTubeにても2,3月の過ごし方上げています。よろしければご視聴&チャンネル登録お願い致します。
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