【ヤシュティ・マドゥ】アーユルヴェーダのハーブ
サンスクリット名【ヤシュティ・マドゥ】は、中国名甘草、西洋ハーブとして使われるときはリコリスです。
アーユルヴェーダ的には
味(Rasa):甘味
薬力源 Virya: 冷性
消化後の味 Vipaka:甘味
ドーシャへの影響:VP− K+(長期の服用で)
アダプトゲンハーブ(汎用性が高く通常量の使用で無毒)として、使い勝手が良いハーブです。
去痰剤、穏やかな緩下作用、若返り作用、サットヴァの性質で精神を鎮静します
風邪・呼吸器疾患:生のしょうがと調合
中医学で用いるときも西洋のハーブとして用いるときも多岐多様な作用が認められているハーブです。
アーユスでは、お客様の体調に合わせてメディカルハーブをブレンドしてお出ししますが、にが〜いハーブや酸っぱいハーブを使いたいときは味を滑らかに中和するためにもこの【ヤシュティ・マドゥ】をよく使います。名前に使われるマドゥはサンスクリット語ではちみつのことですが、はちみつの様にあま〜いからです。長期の服用でカパを増やすとされていますが、原則カパには作用しないと考えられるので、体重が気になるけど(カパを増やしたくないけど)甘いものが飲みたいわ〜という方にはピッタリですね。
文責:今村
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