【奇跡の若返り】ハンガリアンウォーター★簡単作り方　植物美容でスキンケア

≪植物の力を借り、美肌を目指そう！≫ 

アロマ・ハーブの対策教えます。 

 女性なら誰でも美しい肌憧れますね。現在は男性だって、お肌のケアをする時代で、皆シミやしわ、たるみは怖いですよね。 

 怖いからと言って、高ーい化粧品を買い漁っちゃう人もいるんではないでしょうか？ 

 

でも、肌を甘やかしてしまっては、本来肌が持っている自然治癒力が怠けてしまうという話もよく聞きますね。 

 

なので、今回は植物の力を借りながら、美肌を目指そう！というテーマで、私たち心と身体のセルフケアアドバイザーがお勧めするナチュラルスキンケア方法を伝授していきますね！出来れば、シリーズでお届け出来たら良いなと思っています。 

 

アロマやハーブで手作りの化粧品を作ることは、お金もそんなにかからないですし、何が入っているか分かること、自分に合わせた化粧品が作れることが良いところですよね。 

 

若返りの水　ハンガリアンウォーター

皆さん、若返りの水ハンガリアンウォーターって聞いたことありますか？ 

非常に美しく頭もよかったハンガリー王妃エリザベータが、70代になり手足が痛む病気になりました。気の毒に思った修道女から薬として送られたハンガリアンウォーターによって、王妃はみるみる若返りました。そして、なんと20代のポーランド王から求婚されましたとさ、という逸話があります。 

 

この逸話の真偽は疑わしいものらしいですが、若返って超年下の王様から求婚されるという話はロマンティックで素敵なので良しとしましょう。 

 

さて、この若返りの水・ハンガリアンウォーターなのですが、なんと手作りすることが出来ます！ 

ハーブチンキで作るものと、アロマ精油でつくるものとあり、レシピの内容も色々あるんです。 

ハーブチンキとは

ハーブチンキとはハーブをアルコールに漬け込んで成分を抽出するものです。アルコールは今回は無水エタノールを用いますが、ホワイトリカー、消毒用エタノール、ウォッカなどでも作ることが出来ます。濃度は35度以上のアルコールにして下さい。 

 

実は用いるアルコールの濃度によって抽出しやすい成分が変わってきます。 

もし飲用も考えているならホワイトリカーやウオッカなどで作るといいですね。 

 

今回はローズマリーに含まれる「若返りの成分」ウルソール酸を抽出したいので、無水エタノールを使いました。 

 

お肌の老化の主な原因の一つに「酸化と糖化」がありますね。ローズマリーには抗酸化作用・抗糖化作用のある成分がたくさん含まれているんです！ 

 

その中でも今日抽出するウルソール酸は、日光に当たってお肌が受けるダメージを抑える効果や、お肌の弾力を作っているコラーゲンを保護する働きもあるんですよ！ 

 

材料

では、ハーブチンキのレシピですが、材料はこちら。 

■ドライハーブ ローズマリー：15g  

ペパーミント：5g  

ローズ5g 

オレンジピール：10g 

■瓶 

■無水エタノール 

 

ハンガリアンウォーターはローズマリーが主原料、ということは決まっています。ですが、他に美白のハーブヒースを入れたり、ジャーマンカモミールを入れたり、自分なりのアレンジをして自分にあったレシピを作ることも出来ますよ。 

 

ネット上でレシピを検索すると、レモンピールを入れるものも多く見られます。 

ですが、注意が必要で、レモンには光毒性といって、肌に付けた状態で光に当たると、赤くなったりシミの原因となる成分が含まれています。 

今日は光毒性の心配がないマンダリンピールを使っていきますね。 

 

そして、今日のスペシャルポイントはこれ！ 

ユズの種チンキ！ユズの種を無水エタノールにつけたものです。 

昔からユズの種は化粧水づくりに使われてきました。ユズの種チンキはトロトロとした「ペクチン」という成分が含まれます。 

 

ペクチンはフルーツジャムづくりに使われ、安全性が高いものです。粘性が高いので、保湿効果が高く、ほうれい線予防にもなるんです。 

 

今日のレシピの無水エタノールとしてこれを使いますね。 

 

ユズの種チンキで作った化粧水を塗った後は、しっとりとしてイイ感じですよ！ 

これを順番に瓶に入れていくと、

こんな感じ。

ハーブを全て入れてアルコールを入れたら、時々上下を逆にしてかき混ぜながら2週間から1か月漬け込み、コーヒーフィルターや茶こしで濾します。 

 

日持ちさせたいなら、ハーブのカスが入らないようにコーヒーフィルターを選びます。 

 ↑濾しました！黄金色でとっても綺麗！！

出来上がったハンガリアンウォーターの使用方法ですが、化粧水にすることが出来ます。 

チンキなので、精製水やミネラルウォーターで15倍以上に薄めて用いましょう。 

 

例えば、化粧水150ml作る時、15倍に薄めるには 

精製水140ml、ハンガリアンウォーター10mlの計算になりますね。 

保湿効果を求める人は、グリセリン5mlを追加しましょう。 

 

今回は無水エタノールで作ったのでかなり日持ちしますが、冷暗所保管で2年は保存できます。 

 

精油を使ったハンガリアンウォーター

次に、精油を使ったハンガリアンウォーターの作り方ですが、今回はAEAJ日本アロマ環境協会のテキストに載っているレシピをご紹介します。 

 

芳香蒸留水とは、精油を作る時に得られる副産物ですが、AEAJのレシピでは、ネロリとローズの芳香蒸留水を2種類使います。ネロリもローズも高価な精油ですが、芳香蒸留水なら比較的手に入れやすい価格で2つの植物の効能を受け取ることが出来ます。 

 

～レシピ～ 

 

芳香蒸留水　ネロリ　25ml 

芳香蒸留水　ローズ　20ml 

無水エタノール　5ml 

ローズマリー2滴 

ラベンダー　1滴 

作り方は無水エタノールに精油を混ぜ、芳香蒸留水を加えて、さらによく混ぜます。 

 

アロマ精油で作ったハンガリアンウォーターも良い香りで癒されますよ。 

 

ハーブで作る場合と違い、作ったらすぐに使えるのがイイですね。 

 

こちらのレシピもスキンケアに使えるような精油、例えばローマンカモミールやネロリ、ゼラニウムなどを加えてアレンジしてみると楽しいと思います。 

 

今回ご紹介しているハンガリアンウォーターは、アルコールを用いておりますので、アルコールに弱い方はご使用はお控え下さい。 

 

また、肌が敏感な方はご使用前にパッチテストなどされてみて下さいね。使用する際は自己責任の範囲でご使用下さい。 

 

若返りの水、ハンガリアンウォーターの作り方わかりましたでしょうか？ 

 

私は長年ハンガリアンウォーターを使ってきましたが、高価な化粧品に負けない植物パワーを感じます。 

 

是非皆さんも試してみて、自分だけのハンガリアンウォーター作ってみて下さいね。 

 

若返りはアーユルヴェーダでは「ラサヤナ」と言います！ぜひ、植物の力を借りながら、私たちと一緒にラサヤナしましょう！ 

 

 

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