アンガーマネージメント 怒りをコントロールする
目次:
怒り
みなさん、今までついカーッとなって感情を外に出してしまった、
イライラ、ムカムカを他人に八つ当たりしてしまったという経験はありますか?
外面はよくて、職場の人やご近所には人当たりがよくても家に帰って家族や恋人などに感情をぶつけたりしてしまう人の話も聞きますね。
怒ることは悪いことではありません。怒りは人間の原初的な欲求の一つです。なにか思い通りにならない時、誰かに侮辱されたり身体的に傷つけられたりしたときに怒りは起こります。
アンガーマネージメント
今日は怒りに支配されたために後悔したことがある人に向けて、アンガーマネージメントのお話をしていきます。
アンガーマネージメントとは怒りの感情をそのまま外に出すのではなくコントロールすることです。
怒りに支配されず、上手にコントロールすることが出来れば「あの時どうしてあんなに怒ってしまったのだろう」
と後悔することがなくなりますよね。
ではアンガーマネージメントって具体的にはどうしていったらいいのでしょうか?
「6秒ルール」
まず1つめは
「6秒ルール」です。よく言われることではありますが、まずは怒りに支配されそうになったら、6秒数えるのです。心の中で1,2,3,4,5,6
「怒りの対象から距離をおく」
次は2つ目「怒りの対象から距離をおく」
誰かに怒りを覚えたり、イライラする状況が生じたら、すっとその場をはなれてみるのです。
「深い呼吸をする」
3つ目「深い呼吸をする」
怒りの感情が芽生えたら、深呼吸してみましょう。
まず、ゆっくり長く息を吐いてから息を吸い込みます。
「自分の価値観に人をあてはめないこと。」
そして、これは普段から意識すべきことだと思うのですが、「自分の価値観に人をあてはめないこと。」これが大事です。
自分は「こうあるべき」という価値観があるから、他人がそうでないと腹が立つのです。他の人は他の人の価値観で生きているのだと考えるようにしていきましょう。
怒りは2次感情
怒りという感情が生まれてくる前には1次感情として、「寂しい」「苦しい」「心配」「悲しい」などの感情が伏線としてあるわけです。
例えば年頃の娘がいて、夜9時を過ぎたのに連絡もなく帰ってこない。
そして娘が帰ってきたとき、あなたは怒りに支配されてこういうでしょう。「何時だと思ってるの?なんで連絡もしないの?いい加減にしなさい」
娘は友達と遊んでいるのが楽しくて時間を忘れてしまったのです。家に帰ってくるなり怒鳴られて娘も感情的になります。
「うるさいなあ、もう大人なんだから放っておいてよ」
この時、あなたの一次感情は娘を「愛している」だから「心配」です。そして娘も親を「愛している」だから信用してくれなくて「悲しい」です。
この一次感情に気づいてそこを素直に伝えることが出来たらいいですよね。
「あなたを愛しているの。だから帰りが遅いと何か怖い目に遭ったりしたんじゃないかと心配したよ」
そしたら娘もこう答えるのではないでしょうか。
「心配かけてごめんね。これからはお母さんを心配させないように連絡入れるね。でも私ももう大人だから、どういう状況だと危ないかは一応考えているのよ。」
これで怒鳴りあうことはなくなりますね。
古代インドの智慧
さて、では視点を変えて、この怒りという現象を古代インドの智慧を借りて考えてみましょう。
サットヴァ、ラジャス、タマス
世界はサットヴァ、ラジャス、タマスという3つの性質によって生み出されました。私たちの心もこの3つの性質があります。
サットヴァとは微細で明るい、軽くて心地よい性質です。
ラジャスとは過激で活動的で不安の性質です。
タマスとは非活動的で、暗黒と鈍くて重く、覆い隠す性質です。
3つの性質のうち、サットヴァが多い状態だと、明るく心穏やかで慈悲深く、軽やかで心地よい状態でいることが出来るのです。
ラジャスが増えると怒りなど激情に支配されてしまいます。
タマスが増えると怠け者で不活発になってしまいます。
ですから、怒りに支配されないようにするには、普段からサットヴァを高めて、ラジャスやタマスを控える生活を心掛けるといいでしょう。
サットヴァを高めるには、刺激の少ない物、新鮮なフルーツ、はちみつを摂りましょう。瞑想をしたりするのもいいでしょう。
ラジャスを抑えるには肉や辛い物、刺激物を控えましょう。
タマスを抑えるには、新鮮なものを食べ、インスタント食品、揚げ物などを控えましょう。
トリドーシャ「ピッタ」
アーユルヴェーダでは3つの体質を基本としますよね?それも関係するのですか?
みなさんが体質チェックなどで聞いたことがある風のエネルギーヴァータ・火のエネルギーピッタ・水のエネルギーカパです。
このうち、火のエネルギーが体内で過剰になると怒りっぽくなったり、イライラしたりしてしまいます。
ですからピッタを鎮静させることがアーユルヴェーダ的アンガーマネージメントの方法となります。つまり、
- 熱すぎる環境に身を置かない
- 勝ち負けのあることから離れる
- 甘・渋・苦味を摂る
の3つです。
アンガーマネージメント、おわかりになりましたでしょうか?
怒りとうまく付き合うことで良好な人間関係を作れるようにしていきたいですね。
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最後まで読んで下さりありがとうございます☺️💕
ラクシュミーともこ
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