適量を食べるべきだ
適量を食べるべきだ
チャラカサンヒターは教えてくれます
インドに数千年前から伝わる伝統医学アーユルヴェーダの古典書チャラカサンヒターは教えてくれます。「適量を食べるべきだ」
アーユルヴェーダでは「腹6分目」といいます。
日本にも「腹八分目」という言葉があります。満腹になるまで食べるのをやめて、お腹に余裕がある程度でやめておけば健康でいられるということですね。
適量ってどれくらい?ってなりますが、アーユルヴェーダではその人の「消化力」によると考えます。
アグニ(消化力)
アグニとは消化力のこと。サンスクリット語で【火】を意味します。
料理の時火は強すぎると、食べ物が焦げてしまいます。また、火が弱すぎると食べ物に火が通りません。
それと同じで、アグニも強すぎても弱すぎてもいけません。
強すぎると炎症が起こったりしますが、弱すぎると食べ物を消化しきれないため、恐ろしい未消化物アーマが生まれます。
アーマは身体のなかに無数にある管、スロータスをつまらせ病気を引き起こす原因となるのです。
重性の食品と軽性の食品
食べ物には重たい性質、軽い性質があり、軽い性質の食べ物は消化を促進するので満腹まで食べたとしてもほとんど害は生じない。一方重性の食べ物は満腹するまで食べるとかなりの害を生じる。
(チャラカサンヒター)
この重性と軽性ですが、食べ物をどれだけ食べるか、量によって決まり、その量は個人個人のアグニ(消化力)によって決まります。
もともと消化力が強い人、体力がある人にとってはこの重性、軽性ということをそれほど気にする必要はありませんが、体力がない人、不健康、虚弱な人にとっては重要な概念です。
例えば湿地帯や水中で生まれた生き物は、そこに育つ重性のものを食べているので重性で、
乾燥した土地で生まれた動物の肉は軽性のエサを食べるので、軽性なのだそうです。
アーユルヴェーダの6味 味(ラサ)
アーユルヴェーダでは食物を食べた時に感じる味(ラサ)には、甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味の6つの味があると考えます。
特に不調がない状態の場合、一回の食事でその6つの味すべてを含むのが理想的とされます。
そして、その味ごとに湿った性質、乾いた性質、重性、軽性があるのです。
甘味 ➡湿性/重性 クリーム、甘い果物、火の通った根菜、砂糖、米
酸味 ➡湿性/軽性 ヨーグルト、チーズ、ビネガー酢、柑橘類
塩味 ➡湿性/重性 塩、味噌、醤油、アイスプラント
苦味 ➡乾性/軽性 オリーブ、火を通した青菜類、ニガウリ、ターメリック、
辛味 ➡乾性/軽性 玉ねぎ、ニンニク、唐辛子、コショウ
渋味 ➡乾性/重性 ナッツ類、ハチミツ、熟していない果物、ワラビ、緑茶
まとめ
・満腹になるまで食べるのはやめる。
・適量を食べる、の適量とはその人の消化力アグニによる
・特に消化力が強い人、体力がある人は食べ物の性質、重性・軽性を考えて食事する。
・重性・軽性は食べ物となるものがとれる場所によって、変わったりする
・食べ物の味(ラサ)によって重性・軽性がある
☆アーユス 公式オンラインショップ 【各種アーユルヴェーダ・ハーブ商品など】
【アロマテラピー検定用無料の香りテスト対策シート】 【聴き流し合格☆アロマテラピー検定予想問題集動画!解説付き!】の詳細はこちらから↓↓
★【聴き流し合格☆アロマテラピー検定予想問題集動画!解説付き!】のご購入はこちら
★オンライン AEAJアロマテラピーアドバイザー講習についてはこちら
★AEAJアロマテラピーインストラクター オンライン講座 について
☆LINE公式アカウント アロマとハーブの学校 ラクシュミー
☆LINE公式アカウント 心と身体のセルフケア アーユス
★ヒマラヤラジオの案内はこちらから
番組「幸せになるセルフケア★輝く自分を手に入れよう!」
家事の合間、通勤の帰りなどに是非聴いてみてね!
放送はこちらから
【 カテゴリー 】
⇒読みたい記事をクリック!
⇒読みたい記事をクリック!