アーユルヴェーダの目的
アーユルヴェーダの目的は4つの基本的な目標の達成にあります。
1つ目はダルマ(=法)。これは人と社会のために尽くす正しい行いを指します。
2つ目は、アルタ。アルタとは富のこと。富はなすべきことをなすための大切なエネルギーです。しっかりと富を蓄え、それを人生でなすべきことにしっかりと注ぐことが大切です。
3つ目はカーマ。カーマとは愛のこと。幸せな人生を送るための欲望、望み。ヒンドゥー教では神格化されており原初の欲望の象徴としてこの世を創りだしたとも言われています。
4つ目にモークシャ。モークシャとは解脱、悟りです。インドでは古来から人生を4つの時期に分けて考え、しっかりと働き富を得て家族を作り、守った者が最終的に解脱を求めて何もかも捨てて遊行します。(今でも俗世を捨てて山で修行する方がいらっしゃいます。)
4つの目標を達成するには健康を保持しなくてはなりません。この世に生まれた者を健康に導き、病に苦しみ、目標を達成できないでいる方々を救済するのがアーユルヴェーダの目的です。
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