情熱あふれる炎の人!ピッタタイプとは⁈
アーユルヴェーダでは「幸せの定義」として、「心と身体の健康」「若々しさ」と謳っています。
アーユルヴェーダでは、まず体質や性質プラクリティをみます。自分の性質を知ることは「幸せ」への第一歩!
目次:
情熱あふれる炎の人!ピッタタイプとは⁈
5つの元素・パンチャ・マハーブータ
宇宙の全ては5つの元素(パンチャ・マハーブータ)で出来ています。
すなわち、
空 アーユルヴェーダ的な言い方(アーカシャ)
風(ヴァーユ)
火(テージャス)あるいは(アグニ)
水(アプ)あるいは(ジャラ)
地(プリティヴィー) です。
人間も例外ではなく、このパンチャマハーブータで出来ています。身体の中でこの5つの元素は3つの生命エネルギーを構成します。
つまり、ヴァータ・ピッタ・カパという3つのエネルギーです。アーユルヴェーダでは「トリ・ドーシャ」と言います。全てのドーシャは5つの元素から構成されますが、それぞれ優勢となる元素があります。
ピッタの役割
ピッタは火のエネルギーとされ、火の元素が優勢です。
ピッタの語源は、熱を表しています。
3つのドーシャ、トリドーシャはそれぞれ身体の中で働きがありますが
ピッタのエネルギーは「変化」を起こすエネルギーで、体内では酵素とホルモンを支配しています。
酵素の力で食べ物を消化して体に必要なものに変換したり、ホルモンの力で子供の体から大人の体に変化させたりします。
食べ物のエネルギーを熱に変えるので体温の上下にも関わりますね!
他に色素沈着、飢餓感、視力、喉の渇き、はピッタの働きです。
他にも「勇気」もピッタなんですよ。ピッタの強い人は勇敢なんです。
ピッタの不調
ピッタの不調には
下痢、灼熱感、しみ、黒子、炎症のほか、
怒りっぽくイライラしたり、
発汗の異常があったり消化不良、視覚障害、白斑、皮膚疾患
などがあります!
ピッタの性質
・油性
・熱い
・鋭い
・流動する
・肉の臭い
・酸性
・辛み
優勢な場所:へそ付近
身体的特徴としてはそばかす、赤みを帯びた皮膚、茶色い髪、白髪、薄毛、中肉中背、薄い瞳の色、眼光鋭い人が多いですね。
性格的特徴としては熱血漢、完璧主義、自信家、野心的、短気、男前気質です。
ピッタの人はこんな人
ピッタのエネルギーが体内で優勢な人は、性質の一つ「熱い」ということから体温は高め、暑がりな人が多いですね。
そうですね。サロンの施術のメニューハーブテントもすぐ発汗して早く出たいと言われます。
ピッタの人は心の中も「熱い人!」が多くて、情熱的ですね。
「温かい人」でもあるので困っている人がいると手を差し伸べずにはいられないようなところもあり、
例え敵であっても助けを求められたら
「わかりました!では助けましょう!」と男前なところがあります。
「油性」の性質は皮脂の分泌が多い傾向につながりますね。
ニキビが多いタイプの人はピッタタイプのことが多いですよね。
「鋭い」という性質から鋭い洞察力、分析力があり、ピッタの人は「頭がキレる」タイプが多い印象がありますね。
「眼光鋭い」、というか目力がある人という印象もあります。
「肉の臭い」という性質はワキガや体臭をもたらします。
ピッタが乱れる原因
ピッタが乱れる原因ですが、
部屋が暑すぎたり、太陽に当たりすぎる
順位のある競技をする、勝負事をする、
塩味、辛味、酸味のものを食べすぎる
ピッタの時間帯10-14時に運動する、
アルコールを飲む
刺激物を取る
などです。
五感を使った ピッタの鎮静法
ピッタが持っている性質と逆のことをすると不調を抑えることができます。つまり、五感全てに冷たさ、穏やかさを感じることです。
ピッタの性質が優勢な方に合う食事生活法は
聴覚:
水が流れる音。波の音、滝の音、穏やかな音楽
触覚:冷静の性質を持つオイルでマッサージする。アーユルヴェーダのオイルではピンダ・タイラなど特にピッタの乱れに向いているオイルがあります。家で簡単に行うならココナッツ油でも大丈夫です。ピッタの人は頭に血が上りやすいので、ヘッドマッサージなどして緩めてください。脳のマッサージで有名なシロダーラはピッタを鎮静するのに特におすすめです。
視覚:
青や緑などの寒色系。
味覚:
クミン・ターメリック、フェンネル、アニスシードなど冷却効果があるスパイス。甘味・苦味・渋味
ギーもオススメです!ギーはピッタを抑制します!
嗅覚:
花の香り、甘さを感じる香りはピッタを鎮静すると言われています。ネロリ、ラベンダー、サンダルウッドなどがオススメです。
ピッタタイプの人との上手な人間関係とは⁈
あなたの身の回りで、お腹が空くとすぐイライラする、リーダーシップがあり、頼りになるけど短気な面もあったり、効率的なものが大好きな人がいたらきっとピッタタイプさんですね!
その方のプライドを傷つけないように注意して、勝ち負けは(こそっと)譲ってあげると機嫌がいいでしょう。
あと頼られたりするのが好きなので、上手に頼ってみるのもオススメです!
YouTubeにてピッタタイプのお話をしています!よろしければご覧くださいませ。
【 カテゴリー 】
⇒読みたい記事をクリック!
⇒読みたい記事をクリック!