生姜/ジンジャーを取ること
ジンジャーが体にいいんだろうな、ということは皆様結構ご存知だと思います。
今日は生姜の何がそんなに良いのか、ということを綴りたいと思います。
伝統医学では胃を温め、悪寒を取り去るために使用されてきました。中国医学では生のジンジャーを生姜(しょうきょう)、乾燥したものを乾姜(かんきょう)と区別しています。ジンジャーに含まれる有効成分は以下の通りです。
☆ジンゲロール…生のショウガに多く含まれており、強い殺菌力があります。体内に入ってきた細菌やウイルスをやっつけてくれます。免疫を上げる、胆汁分泌促進、抗炎症作用、吐き気を抑える作用も。加熱・乾燥することでジンゲロンやショウガオールに変化します。
☆ジンゲロン…代謝アップ、血圧の安定、血行促進、発汗、脂肪燃焼効果があると言われています。
☆ショウガオール…血行促進、鎮痛作用、抗がん作用、中枢神経の調節などの作用があげられます。
風邪のひき始めには、免疫を上げてバイ菌をやっつけるために生姜をすって摂取するのがオススメで、体温を上げたり、代謝を高めたりする場合は乾燥したもの、あるいは加熱したものがオススメです。
アーユルヴェーダ的には、
味 Rasa:辛味
薬力源Virya:温性
消化後の味 Vipaka:甘
駆風、強心、消化促進、便通を良くする、
ヴァータ(風のエネルギー)とカパ(水のエネルギー)を鎮静
アーユスの作っている生姜シロップは、しっかり加熱して作ります。
また、アーユルヴェーダ的に体調を整えるスパイスがたっぷり入っているのが特徴です。
皆様がこれからの季節を健康に過ごせるお手伝いができたら嬉しいです!
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