【耳にオイル】秋のおススメアーユルケア

秋におススメなアーユルケアは？

冬も近づいてきた晩秋には、身体の乾燥が気になりますよね。

先日ラジオから流れてきた情報では、今年は特に乾燥が気になる人が多いみたいです。私もなんか、手が乾燥するし、顔もあれ～しわが目立つよな。。。と思っていたところです。

そろそろ本格的に対策しないとですね。

このブログで何度も書いたことですが、アーユルヴェーダでは日々のルーティンで、アビヤンガ【オイルケア】を推奨しています。忙しい時でも、毎日頭部・耳・足の3か所だけでもオイルを塗るとよいですよ～と言われております。

 

古典書チャラカサンヒター

第5章87-89では、ヴァータは触覚器において優勢で、触覚器は皮膚に位置する。皮膚に最も効果的なものはオイルマッサージなので毎日行いなさい。

（中略）毎日オイルマッサージを行えば、気持ちの良い肌触り、引き締まった身体となり、体力が増し、魅力的な容姿になり、加齢による衰えはほとんど見られない

 

おーっ！！！これはやらねばですね。

 

皆さんは耳、ちゃんとケアしてますか？

 

耳にオイル

古典書チャラカサンヒター第5章84では耳にオイルを入れることについて次のように言っています。

毎日耳の穴をゴマ油で満たす【カルナ・タルパナ】によって、ヴァータに起因する耳の病気や、うなじ・顎の硬直、聴力低下や難聴ににならなくなる

 

身体にはそれぞれ優勢なエネルギーがありますが、耳は風のエネルギー・ヴァータが優勢な部位なのです。

 

晩秋になり冷えだすと、自然界では風のエネルギー・ヴァータが増えだします。

人間の体の中でもヴァータが増えてきます。

 

ヴァータは【冷たい】という性質があるので、冷たくなると増えるのです。

そして、ヴァータが優勢な部位【耳】は身体の中でも冷たい場所です。

皆さんも熱いものを触って「あつっ！」って思った時に無意識に耳たぶを触りますよね。

 

というわけで耳にオイルを入れる【カルナ・タルパナ】は秋のケアとしてとてもおススメなのです。

 

やり方

私はこういうスポイト付きの瓶にオイル（太白ごま油）を入れ湯煎します。

40℃くらいになったら、片耳にスポイトでオイルを2滴ほど落とします。耳に膜が出来たみたいで気持ちいいですよ。

 

5分から10分ほどオイルを入れた耳を上にして寝ころびます。

時間が経過したら、耳に指をつけて、入ったオイルを耳たぶにのばしてマッサージ。

ティッシュを耳の穴全体にあてながら起き上がります。残ったオイルをティッシュに染ませます。

反対サイドを同じようにする。

 

私はオイルを含んだティッシュを適度に折りたたんで鼻の穴に入れて、オイルを鼻腔に塗ります。

 

やってみてね。

 

ラクシュミーともこ

 

 

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