「今すぐできる」7つのアーユルヴェーダ的生理の不調改善法
「今すぐできる」7つのアーユルヴェーダ的生理の不調改善法
こんにちは。
私たちは、いつもアーユルヴェーダやアロマなどの自然療法的視点やマインドフルネスの観点から、心と身体を整えるセルフケアをご提案させて頂いています。
あなたが本当の意味での健康になって、毎日を元気に楽しく過ごすきっかけとなるような投稿をしていきたいと思っています。
皆さんは毎月やってくる生理、順調にお迎えしていますか?
もし何らかの不調を抱えている人は、今からお伝えするアーユルヴェーダ的生理の不調改善法を是非試してみて下さいね。
アーユルヴェーダと未病
アーユルヴェーダは数千年もの昔からインドスリランカに伝わる伝統医学です。
まだ病気とはいえないのだけど、病気に向かっている状態、なんとなーく調子が悪いという状態を【未病】と言います。アーユルヴェーダや東洋医学では、この未病の状態をどうすれば健康に戻すことが出来るのかも扱います。
女性の場合、健康のバロメーターにもなる身近なものに生理がありますね。量が多いか少ないか、痛いか痛くないか。イライラするのかしないのか。
人によって出方はさまざまです。
他の人とはっきりした基準でなかなか比べることが出来ないので、自分はこんなもんだ、と思ってあきらめている人も多いと思います。
ですが、実はこれも未病と言われる状態なんですよ!
生理の問題は未病である
セラピストという仕事をしていると、お客様の体調をお伺いして、生理不順、生理痛やPMSといった不調をお持ちの方非常に多いなあと感じています。
痛み止めの薬で生理痛を抑えるのは根本的な問題にフタをしているにすぎません。
未病の状態を放置するのではなく、体質改善することで毎月の生理が愛おしくさえなりますよ!
そして、きっと今まで気づかなかった、または無視していた他の不調(消化力が弱い、便秘、頭痛など)もきっと改善していくことだと思います。
生理の不調を抱えている人たちに向けて、特に何かを買ったりしなくても、今すぐ出来る7つの生理の不調改善法をアーユルヴェーダ的視点からお話したいと思います。
まず、基本的なところをおさらいですね。
アーユルヴェーダの基本的なこと
アーユルヴェーダでは私たちの身体の中には、ヴァータ・ピッタ・カパという3つのエネルギーがあると考えます。3つのうちヴァータは風のエネルギー。風なので、「軽い」「乾いた」「冷たい」「動きやすい」という性質があります。
身体の中でヴァータは「動き」を担当します。口から食べた食べ物が食道➡胃を通って最終的に肛門まで運ばれるのはヴァータの働きです。
他にも神経伝達、心臓の拍動、筋肉の動き、お腹の中で育った赤ちゃんを外に押し出すのもヴァータの働きですし、心が落ち込んだり、明るくなったりする動くのもヴァータの働きです。
生理は1月に一度起こります。受精卵が着床できるように準備をして分厚くなった子宮内膜が、その役目を終えてはがれ落ちて、血液とともに体外に排出されるものです。
この体外に排出される、という動きもヴァータの役割なのです。
ということは生理には3つのエネルギーのうちヴァータが強く関わってくるのですね。
ヴァータには実は種類があるのですが、お臍の下にいる【アパーナ・ヴァータ】というヴァータが下向きの動きを司るんです。排尿、排便、生理、出産に関わってくるのです。
ですから、体内でヴァータが増えすぎることでさまざまな生理の問題が起こってきます。
それでは生理に関する問題の対処法についてです。
やはり食事や生活スタイルを整えることが基本です。生理の問題はヴァータの乱れ、だけが原因ではありませんがやはり一番整えるべきはヴァータのエネルギーです。
今すぐ出来る7つの生理の不調改善法
1 食事の面。甘味・酸味・塩味を摂るべきで、 温かく、適度に油分を含み消化しやすいものを選ぶようにする
特におススメは生姜です。ショウガを擦りおろしお白湯に入れて飲むと消化力が増しますよ。注意する点は、冷たい飲み物を避けるほか、チーズ・ヨーグルト、肉、チョコレート、揚げ物なども控えましょう。
2 冷やさない
これは一番大切かもしれません。冷やすことはヴァータを乱します。手首足首、頸部を保温しましょう。
湯たんぽを作ってお腹や仙骨を温めるのもおススメです。また、布ナプキンは温め効果大なのでこれをきっかけに布ナプ生活始めてみてもいいのではないでしょうか?
3 ゆったり過ごす
よほど痛みがない限り、布団の中で安静にする、まではしなくていいですが、無理なスケジュールを立てるのはやめてゆったりのんびりすることをおススメします。
4 夜更かしをしたり、不規則な生活をしない。
不規則な生活はヴァータを乱します。生理中は特に早寝早起きを心掛けましょう。
5 激しい運動は控える
軽い運動は、血行を良くし冷えの改善にもなるので良いと思います。
6 マッサージは生理初日から3日間くらいはやらない方がいいでしょう。ヴァータを乱すことになります。
7 自分の内側を見つめる。
生理は浄化の時期です。静かに自分の内側を眺めて、今自分の心や身体はどういう状態なのか声を聴いてみましょう。具体的にはマインドフルネスの瞑想などがおススメです。
↓下に私たちの作った瞑想動画を貼っておきますのでよろしければご活用下さい。
最後に
「今すぐできる」アーユルヴェーダ的生理の不調改善法おわかりになりましたでしょうか?
出来ることから始めて、自分を労わってあげてくださいね。
生理を嫌なものだと思わないで「さあ、生理だから自分を大切しよっかなあ」ぐらいの気持ちで毎月の生理を楽しんでくださいね。
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