日本の宝 梅干し大好き
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日本の宝 梅干し大好き
わたしと梅干し。
小さい時は母の梅干しづくりの手伝いで、ホシ(軸)取りをしていました。
梅の香りはとても良くて、美味しそうでこっそりかじったけど全然おいしくなかったな。
出来上がった梅干し自体は大人になるまで好きではなかった。しょっぱくって無理だった。もっぱら梅シロップを頂いてました。
初めて梅干しを作ったのは結婚して長男を妊娠してからでした。今まで仕事に注いでいた情熱があまってしまったので、らっきょを漬けたり、シソジュースを作ったり…季節の手仕事の一環で梅干しを作り始めたのです。
「手前みそ」という言葉があるけれど、自分で手作りしたものはすごく美味しく感じて自慢したくなるものですよね。
わたしも例外ではなく、自分で作った梅干しは美味しくて美味しくて自慢なのです(エヘヘ)
色々な塩加減で作って、レシピも色々試して今は完熟南高梅を使い、塩と黒砂糖で作るものに落ち着いています。
梅干しの歴史
平安時代に記された日本最古の医学書『医心方』は、中国の医学書を引用してあり、古来からの病気の原因・治療法を知ることが出来ます。その中に、梅干が登場します。
「味は酸、平、無毒。気を下し、熱と煩懣を除き、心臓を鎮め、四肢身体の痛みや手足の麻痺なども治し、皮膚のあれ、萎縮を治すのに用いられる。下痢を止め、口の渇きを止める」
梅干しは昔から万能薬だったことがわかりますね。
戦国時代には食中毒や傷の手当てに利用され、薬として重宝された梅干しですが、庶民の間に普及したのは江戸時代になってからだといわれます。
関西以外ではあまりポピュラーではないのかもしれませんが、平安時代から天皇・貴族が疫病除け・厄除けに飲まれた「大福茶」というものがあります。大福茶には梅干し昆布などが入っています。特別な日「ハレの日」に飲まれて、徐々に庶民に広がって正月などに飲まれてきたそうです。おそらく関西ではもう少し前から梅干し普及していたのでしょうね。
私は実家が京都なのですが、やはり元旦は大福茶で始まります。梅干しと結び昆布に煎茶を注いで飲むのです。
最近はおせち料理を作る家も少なくなってきましたが、こういう伝統は残していきたいですよね。
梅干しは気合をいれて!
なんでもそうだと思うのですが、「手作りする」と作り手の思いが作られたものに入ります。
お母さんの作った料理が一番美味しいと感じるのは、お母さんが家族の健康を思いながら日々の料理を作るからだろうと思います。
セラピストという仕事をするようになってからは特に、なにかモノを作る時はそれを食べる人、利用する人が健やかでありますように、と思いながら作るようにしています。
だから当然万能薬梅干しを作る時は特に気合を入れて、念をこめながら作ります(笑)
土用干し
梅干し作りは、最後の仕上げに土用干しを行います。
3日間晴れが続く日にザルに梅を並べて干すのです。
こうすることで殺菌されるだけでなく、梅の皮が柔らかくなり味も熟成されるのです。
そして「太陽」という強力なパワーを梅に封じるのです。
梅雨が明けて普通は行うのですが、今年は天気が不安定でいつ干そうか、いつ干そうかタイミングをみていたのですが、台風が来る前にやっと干せました!!
うーん。きれいだ。そして、美味しいのですよ!
日本の宝、梅干しをみんな食べましょう。来年は作ってみましょうね。
私の作る、塩、黒糖の梅干しはしょっぱいのが苦手な人も大丈夫なので、
ご希望があればレシピも公開します。(来年かな?)
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