アーユルヴェーダ家庭のスパイス(キッチンファーマシー)クミン
アーユルヴェーダ家庭のスパイス(キッチンファーマシー)クミン
今日は、アーユルヴェーダでもよく用いられる代表的なスパイス「クミン」をご紹介したいと思います!
スパイスって味やバリエーション、カレーを作る為だけに、購入する人もいますよね。
スパイスは食事で用いられますが、アーユルヴェーダでは、お薬としても扱われるんです。
皆さん、例えばですが、ちょっと胃の調子悪いな、消化不良かな?って思った時どうします?
消化不良に効くお薬を飲んだり、病院行こうかな、って思っちゃう人もいますよね。
でも、お家にあるスパイスでちょっとした不調ならチューニングすることも出来るんです。
家庭に、キッチンにあるもので、ケアをする。それを家庭療法(キッチンファーマシー)とも言います。
では、アーユルヴェーダスパイス第1回目は生姜でした!
第2回目は「クミン」について
エスニック料理やカレーなんかには欠かせないスパイスですね。
私は今日の昼もほうれん草カレーを作るのに、クミン使ったところです。
クミンはカレーのスタータースパイス、といって最初にオイルに香りをつけるのによく使用されます。インドではジーラとも呼ばれ、インド料理屋さんでジーラライスと書いてあったら、クミンライスのことです。
クミンに期待できる作用
クミンを炒めている時のあの香りはとても食欲がわいてきます!
このことからも分かりますが、クミンに期待できる作用はなんと言っても、消化促進・食欲増進ですね。あと、お腹がガスで張っている時や胃痛がある時も良いですね。あと、ビタミンやミネラルも豊富でアンチエイジングにもお勧めです。
他にもクミンの研究で、コレステロールの調整を助けてくれることや体脂肪が減少しているという報告もあるので、クミンにはダイエットの手助けになるスパイスと言えます!
最初に例に挙げた、消化不良を感じた時、このクミンを摂ってみるのも良いですね。
摂り方としては、野菜炒めでもお肉料理でも、スープでもなんでも使えます。
気軽に摂りたい方は、クミンティーをおすすめします。
おすすめのクミンティー
カレーの匂いしないか心配な人もいると思いますが、そんなことはありません。
香ばしくて、味も飲みやすいんです。
作り方・材料
クミンを乾煎りして、お湯で蒸らしたら出来上がりですね!
ティーポット1回分だと、大さじ1杯程度。
テフロンではない鍋などで乾煎りします。焦げないように注意です。
香りが立ってきたら、火から降ろして、湯を注いで色が出てきたら飲めます。
簡単なので、ぜひ少し多めに炒っといて、飲めるようにしておくといいですね!
注意事項
クミンはせり科なので、アレルギーがある方は摂取しないようにしましょう。
また、クミンはスパイスなので、刺激があります。妊娠中の方なども控えた方が良いですね。
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